東京とんかつ会議 第122回 池袋「とんかつは飲み物」濃厚とんかつ定食890円

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東京とんかつ会議 第122回 池袋 「とんかつは飲み物」濃厚とんかつ定食890円
肉2、衣2、油1、キャベツ2、ソース1、御飯2、新香2、味噌汁2、特記 なし 14点(各項目3点満点、特記項目1点含め25点満点)

 「カレーは飲み物」を成功させた会社がやっているのだという。しかしカレーや麻婆豆腐、卵かけご飯やお茶漬けではないのだから、とんかつは飲み物とうたうのには、無理がないだろうか。そう素直に思ってしまった。
 もちろん、話題性やウケを狙ってのネーミングだろうが、それでも一とんかつファンとしては、どこかに飲み物としての要素があったら看過はできない。こりゃあ大変だと思い、駆けつけたわけである。


そこで議題は「濃厚とんかつ定食(肩ロース使用)」であったが、「淡麗とんかつ(ヒレ下ロース使用)」の方に飲み物要素があったらおおごとであると考え、「淡麗とんかつ」も頼み、とんかつ人生初の二枚ロースかつと対峙することと相成った。

店に訪れたのは8時半を回っていたが、それでも外に行列ができている。若い人が多いが、年配のお客さんもいる。
安くうまいとんかつを食べたいと熱望している人が多いのか、それとも飲み物疑惑を検証したいのか。
登場したとんかつは、下が淡麗で、上が濃厚であった。


写真の、濃厚に乗せた一切れずつの断面は、右が濃厚で左が淡麗である。
肉の重さは同じようだが、淡麗の方が厚く、濃厚の方は盤面が広く、薄い。
食べ比べたところ、厚さがある分、淡麗の方が肉の味を濃厚に感じた。これは私の舌がおかしいのか。
肉の質は、この値段では致し方ない。


衣は、揚げてから休ませるのはいいのだが、重ねて休ませるため、衣がかなりしなっているのが残念である。
衣が油を吸って、後口が重苦なるので、すぐにご飯を描き込むか、たくさん水を飲まなくてはいけなくなる。
そういう観点からは、「飲み物」と言えなくはない。

山本氏

【肉2衣3油2キャベツ2ソース1御飯2味噌汁2お新香2特記なし合計16点】

河田氏

【肉2、衣2、油2、キャベツ2、ソース2、御飯2、新香(小鉢)2、味噌汁2、特記 なし 16点】