事件

日記 , 駅弁 ,

事件である。
報道でご存知かもしれないが、「シウマイ弁当」のおかず、「マグロの漬け焼き」が、「鮭の塩焼き」に変更された。
期間は、17日から23日までである。
新型コロナウイルス感染拡大による世界的なサプライチェーン混乱などの影響で、原材料のマグロの必要数量の確保が難しいらしい。
1954年の発売当初は「ブリの照り焼」だった焼魚を、1963年ごろに「鮪の漬け焼」に変更。
それ以降初めて、59年ぶりの変更となる。
しかし一つの駅弁の、しかも主役のシウマイではない脇役の焼き魚が変更されただけで、報道されることも驚異的である。
そこで昨日東京駅に行ったので、早速買った。と言いたいところだが売り切れであった。
シウマイ弁当が売り切れなんてことがあるのか。
僕の長い駅弁人生でも初めての出来事である。
しかもその余波もあって、他の崎陽軒弁当も売り切れであった。
元々マグロの漬け焼きには、一言あった。
中にはお好きな方もいるようだが、あれはどうも味気ない。
画竜点睛に欠くというか、あの優秀なシウマイ弁当の足を引っ張っている気がしてならない。
だから僕は中盤でマグロの漬け焼きを一気に食べ、食べたという記憶をなくすようにしていた。
それでないと、シウマイ弁当のリズムが崩れてしまうからである。
では鮭の塩焼きならどうなのか?
ぜひ試してリポートしたかったのだが、難しい。
しかたない。予約するか。