ホテルの朝食を軽く済ませ一同が向かったのは、中華街である。大勢の人間が行き来し、各店は盛況で、朝から食欲が渦巻いていた。
目指すは、中華街の人気の粥屋「漢記」である。
魚、鶏、蛙、皮蛋の粥が運ばれた。
中華街の人気の粥屋「漢記」である。
魚は鯉に似た味わいで、白絞油と醤油でマリネされ、香草と葱、生姜がかかる。
ここに白胡椒と醤油をかけろという。
骨付き蒸し鶏は、油と醤油に砂糖のソースが少量かけられ、甘くて辛い香草入りの濃い醤油ダレにちょいとつけて食べる。
中でもいいのは、生姜ニンニク、醤油と砂糖で、わけぎと炒めらたカエルのぶつ切りだ。
肉はぷりりと弾み、淡い味の中にうま味あり、味付け絶妙で、この炒め汁をちょいと粥に入れてもいい。
後は皮蛋やら油條やらを入れて、むんむん食べる
米の花が開いた、米の甘み一杯の粥もよく。
この後まだ有るぞと思っても、レンゲ持つ手が止らない
ホテルで軽く朝食いなしての2食目なり。