ホテルの朝食ブッフェで、居並ぶおかずを一気に皿に乗せて食べている方がいるが、僕はあれが苦手である。
まず、梅干しとお茶で、ゆっくりと胃袋を目覚ませる(と言いながらすでに目覚めていることが、ほとんどだが)。
次に、ヨーグルト少しとオレンジジュースを飲む。
そしてサラダと行くのだが、サラダも一気に盛らない。
玉ねぎと豆苗は、一緒に盛り、和風ドレッシングをかけてからミニトマトを乗せる。
レタスはきゅうりと合わせ、シーザードレッシングをかけて、コーンを乗せてみた。
レタスサラダは、よくよく混ぜ、ドレッシングが葉を完全に包むようにしてから食べる。
さあ、ご飯とおかずの時間だ。
おかずは、彩よく、同じ色が重ならぬように盛り付けるが、肉じゃがやおひたしなど、汁気が多いものを一緒に乗せて、他のおかずにその汁が侵入するのが嫌なので、小皿(この場合は焼き海苔の醤油皿)に分けて乗せる。
またポテトサラダも、他の和風おかずと隣接さえたくないので、別皿に盛る。
味噌汁は、今回そのままお椀に盛ったが、時々湯豆腐や冷奴がおかずコーナーにある時があるだろう。
そういう時はお椀にまず豆腐を入れる(冷奴の時は、一番最初の梅干し段階で入れ、お湯を注いでおき、捨てる)。
そのお椀に味噌汁を注ぐのである。
サラダコーナーの海藻を利用しても良い。
今回は、豆腐はなく海藻もなかったので、焼き魚に添えられた海藻を入れてみた。
どうです。
写真を見ていただければおわかりのように、一気に盛るより、だいぶ幸せになる。
焼き海苔は、袋を切る際に、海苔も一緒に切ってしまう可能性があるので、必ず端に寄せてから切るように。
締めはいつも、納豆ご飯である。
これもパックの器では混ぜない。納豆だれは使わない。
味噌汁コーナーにあるネギを拝借し、ご飯茶わんか小鉢に入れて混ぜ、醤油を少し。
今回はネギがなかったのでオクラと紫蘇を入れて見た。
そんなの忙しくてできないと思う方もいるだろう。
でもあと20分時間を作ればできる。
20分早起きすれば幸せが生まれると、僕は考えてしまう。
なに? パン食派はどうするかって?
それはまた別の機会に。ふふふ。
さて焼き海苔の横の醤油皿にあるスプーンは、何に使うのだろう?