京都「イノダコーヒ」。

トーストの楽しみ。

食べ歩き ,

今朝の朝ご飯は「イノダコーヒ」。
だからと言ってお得な「京の朝食」セットは頼まない。
大好きな野菜サラダは、11時からなので、ミニサラダとハムトーストを頼む。
ハムトーストは、ハム、皮を剥いた胡瓜(芸が細かい)、バター、マスタード、マヨネーズという布陣である。
マスタードがキュウリ側のパンに塗ってあるので、キュウリを下にして食べるほうがおいしい。
途中、キュウリを疎開させてポテサラを挟み、ポテサラハムサンドといってみる。
このサンドイッチ、なによりムラなく焼けたトーストがいい。
隣の推定70代後半のおじさんは、トーストとコーヒーを頼まれた。
トーストには、バターとジャム、マーマレードがついている。
運ばれると、マーマレードを店員に差し出し、「これバターに変えてくれる?」と、お願いした。
バター大好きなのね。わかるわその気持ち、他のイノダでもやってきたんだろうなあ。
バターが運ばれると、一枚には苺ジャムをたっぷりと塗られた。
「おいバターはいつ登場させるんかい」と観察していると、ジャムトーストを食べ終わった後のもう一枚に、2個のバターを満遍なく塗っている。
2個分なので、溶けきらず、トースト上の所々に乳白色の小山ができている。
おじさんはパンを掴むと、あぐっといった。
そして口元が緩んだ。
ああ、こんど僕もやってみよう。