吉祥寺「雲蓉」

スイカの皮を食べる。

食べ歩き ,

みんなスイカがお好きなんだなあ。
先日FBにスイカのことを書いたら多くの反響をいただいた。
なので今日は、スイカの皮のことを書こうと思う。
先日吉祥寺の「雲蓉」で、スイカの皮を使った泡菜(辛料を加えた塩水に漬けた、四川省の漬物)がだされた。
スイカの皮の他にセロリと人参、砂肝と豚耳の漬物である。
皮を食べれば、シャキリと歯ごたえがして、発酵の熟れた酸味の奥に、微かにスイカの香りがある。
このスイカの皮というのは、普段食べないが、実に優れものである。
スイカの皮には、血流改善や抗酸化作用のあるスーパーアミノ酸「シトルリン」が含まれているため、血管の拡張を促し、血流改善する働きがあるのだという。
むくみが気になる人にはよく、また体内の老廃物を体外へ排出してくれるので、ダイエット効果もあるらしい。
血流改善の他、コレステロール値の低下、肩こり解消 、肌の保湿作用などに効果があり、漢方では「西瓜翠衣」と呼んで薬にもなっている。
シトルリンは他の果実にはほとんど含まれず、ウリ科の野菜、メロン(皮を食うか?)やキュウリ、カボチャ、ゴーヤなどがには、少なからず含まれているが、スイカの皮は、圧倒的に多いのだという。
ぬか漬けやゴーヤにして積極的に食べねば。