シチリア伝統料理「ファルソ・マグロ」。
マグロといっても鮪じゃない。
イタリア版ミートローフである。
直訳すれば、偽の(falso)痩せた(maguro)。
つまり貧相に見えるかもしれないが中身は詰まっておいしいよという意味なのである。
リグーリアの方には、カッポンマグロという魚介のサラダのような料理があるけど、あれも「痩せた」、つまり油脂がないという意味だという。
さて「ファルソ・マグロ」。中には茹で卵やサルシッチャチーズなどが詰まって、食べれば気持ちがほっこりと温む、家庭料理である。
もちろん10人以上じゃなきゃ、食べきれません。
「久々に作らせてもらって楽しかったです」。
青山「シュリシュリ」シェフ、ゲンちゃん渾身の郷土料理である、
シチリア伝統料理「ファルソ・マグロ」
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