キングオブアジフライ。 2012.07.07 食べ歩き , 東京 , 和食 , 光り物 , 揚げ物 , Tweet 長年アジフライを見下していた。 だが六本木「田はら」で、すっかり改心させられた。 衣にカリッと歯を立てれば、甘い湯気が立ち上り、ほっくりと崩れる厚い身から、甘い汁が滲み出す。 微塵の臭みもなく、凝縮された旨味が舌に染みる。 鯵を信頼し、敬意を込めたフライだからこそ心を捉えるのだろう。 ソースか醤油? いや何もかけず、それだけでうまい。 白身魚フライにはない圧倒感がある。「わっはっは」。 おいしさに答えるには、後はただ笑うしかない。 5月~7月の晩春から初夏にかけて 閉店