カツカレーのお作法

食べ歩き ,

カツカレーのカツは薄い方がご飯やカレーと馴染むと主張してきたが、ここ「ジーエス」は豚肉の質が高いので、厚くても見事に馴染むことが証明されている。
つまり、ここはカツカレー屋であるが、いいトンカツ屋のカツカレーと同じなのである。
さて食べ方だが、
1. カツカレーと同時に「チャプスイ(野菜スープ)」を頼み、カツカレーができる時間を楽しみながら、血糖値の急激な上昇を抑えるべき無駄な抵抗をする。
2. カツカレーが現れたら、これはダンチュウ植野式と同じく、一切れをカレーの海の中に埋没させ、「づけ」を育てる。
3. づけ用はなるべく端、それも脂が少ない左端が好ましい。
4. カツをそのままで一口
5. カレーを一口。
6. いよいよご対面。カツを一口食べてからカレーを食べる
7. カレーを一口食べてからカツを食べる。
8. カツにソースをちょいがけし、カレーを食べる
9. スプーンにご飯、カツ、カレーの順番で乗せて食べる。そのためにもうひとつフォークかスプーンをもらっておく。
10. 次にカツ、ご飯、カレーの順に載せ食べる(その他カレー、かつ、ご飯など色々な順列組み合わせを試したが、これが一番美味しいと思う)。
11. ソースがかかったカツを小さくし、カレーの具として食べる
12. さあいよいよ最後である。づけを二つに切りご飯やカレーともに食べる。カレーとカツが渾然一体となって一つの球体の味になり、美味しい。
13. 基本の食べ進み方は、一口カレーを食べたらカレー側からではなく、ご飯カツ側からカレー側に前進あるのみ。すると綺麗に食べらられ、皿にカレーソースがこびりつかない。
以上。カツカレーの店ジーエスは、真っ当にカツカレーと取り組んだいい店であるが、カツカレー通の間では論争が起こっているという。
カツにカレーをかけて出して欲しい。それこそがカツカレーである派閥と、いやカレーがすでにかかっていたら、それ以降の自由度がなくなるじゃないかという派閥である。
ちなみに僕は、後者の派閥を支持したい。