ウサギが葉を食んでいた。 2015.06.15 食べ歩き , 東京 , イタリア料理 , ジビエ Tweet 初夏の草むらで、ウサギが葉を食んでいた。 オリーブを練り込んだガルガネッリの香りが、淡いウサギの滋味を受け止める。 カルチョッフィやカーボエネロのほのかな甘みも、ウサギの優しさに微笑んでいる。 自然とは、時に過剰ではあるが、普段は穏やかでおとなしい。 そんなおとなしさの中にある豊かさに気づかせる、「リストランテホンダ」の繊細な味わいに、まどろむ。