自分はつくづくめんどくさい奴だなと思う時がある。
昨日、京都のカフェで、モーニングを頼んだ。
厚切りトーストとハム。レタスとトマトのサラダ、茹で卵に飲み物という、普通のモーニングである。
運ばれてきた瞬間、ハムに黒胡椒はいらないだろうと、紙ナプキンで拭う。
まずサラダから食べ始めるが、この小さなフォークで食べるのは至難の技である
次に茹で卵の殻を殻を全部剥く。
トーストにバターを塗ってひとかじり。
トーストの切れ目にバターを挟んでみたらどうかと、試してみる。
ハムをひとちぎりして、ハムトースト。
パンが勝ちすぎるのを感じて、バターナイフで苦心して横半分に切り、耳はちぎり、ハムトーストサンドにしてみる。
次にバターを塗った声げ茶麺を内側にして食べてみる。
卵を少しかじり、潰して塩と混ぜ挟んでみる
最後は残しておいたレタスとハムを挟んで食べる。
こうして食べ終えたのだが、後から来た中国人一家が茹で卵をどう食べるか観察するまで、席を立たなかった(結局変わりばえしない食べ方であった)」
こういう風に面倒くさい。
大船軒の「サンドウィッチ」が好きでよく買う。
明治32年に駅弁として発売して以来変わらない、素敵なサンドウィッチである。
鎌倉ハムのハムサンドが4っつ、チースサンドが二つという構成である。
当然ハムサンドから食べる
次にチーズサンドをひとかじりしたら、ハムサンドと合体して食べる。
次にハムサンドを食べるのだが、パンを少し潰して食べるといい。
次にまたハムとチーズを合体させるのだが、パンの比率が多くなるのを避けたく、チーズサンドのパンを一枚剥がして合体させる。
そして食べるが、ハムを下側(つまり舌側ね)、チーズを下側にしたりして味の変化を楽しむ。
そしてお相手は、ベッカーズで買える生ビールで、サンドウィッチの合間にのみ、食べ終わったときに一口残るよう計算して飲む。
以上楽しいが、面倒くさい奴である。