なにか無性にトマトソースのパスタが食いたくなった。 

日記 ,

人は「なにか無性に」とういう衝動が、時々訪れる。

カレーだったり、ラーメンだったり、大声出したくなったり、走りたくなったり、発情したり、抱きしめたくなったり、空を飛びたくなったり。
出来ることと出来ないことがあるのだが、 その日は、なにか無性にトマトソースのパスタが食いたくなった。
これはは直ちに実現可能なので、すぐさま行動に移すことにした。
鎌倉の知り合いからもらった、完熟トマトが冷蔵庫に眠っている。
鉢植えには、バジルとイタリアンパセリが植えられている。
にんにく、オリーブオイルは常備品。
パスタ箱には、フェデリーニとリングイネ。
ほんとはスパゲッティーニかスパゲッティーが欲しいとこだけど、まあいいか。
フレッシュトマトのリングイネに決定。
一番大事なのは、このメニューに異を唱える客も家族もいないこと。
自分で作り自分で食べる。

1、4個のトマトを湯むきして、三個は微塵、一個はさいの目に切る(皮捨てない)。
2、冷たいオリーブ油につぶしたにんにくいれ、香りが出たら(絶対色づかせちゃいけないぞ)玉ねぎのみじん切り半個分入れる(玉ねぎがうっすら赤いのは、トマトを切ったまな板で微塵にしたから、だって一ccも汁を無駄にしたくないものね)。
3、くったりなったらバジルとイタリアンパセリ。うーん香りぞ。

4、さらに細切りした皮を入れる
5、微塵にしたトマトを投入。中火で12分煮込む。
6、5分立ったら湯を沸かし、塩入れ、リングイネ投入。
6、煮込んだら、バジルとパセリ取り出し、さいの目カットトマトとさらにバジルとパセリ入れて5分(煮込んだトマトの味とフレッシュな味わい両者を味わいたいのだ<)
7、ハハハ。完成。パスタをソースと混ぜ、上にソースをかけ、サレルノの極上オリーブオイルをたらり。さあ食べるぞお。
8、こいつは、シンプルにトマトの味わいを楽しみたいので、パルミジャーノはかけない。唐辛子漬け込んだ辛いオリーブ油もかけない。
10、食べればどうだ。我が家の食卓は、さんさんと輝く太陽に照らされちまった。

PS 夜はこのトマトソースが余ったので、バーミックスでなめらかにし、鶏モモ肉をスキレットでバリッと焼き、ソースとし て添えてみた。付け合せは椎茸のにんにく炒めと焼きなすオリーブオイル和え。