2/23まで去年より10kg痩せていないと、悲惨な目にあう。
自ら宣言して、頑張ってきた。
後だが6kgくらい痩せなくてはいけない。
そのことをわかっている、優しき友人たちの案内で出雲に来たら、罠が待っていた。
朝空港について、そのまま和菓子屋に直行、事前にお願いしてくれていた、作りたての和菓子を3個!! 食べる。
その後市内の「出雲富士」の酒蔵に出かけると、上生菓子をどうぞと出され、その後お酒を試飲する。
その後「出雲に来たら、そばでしょう」と、蕎麦屋を三軒はしごして、一軒目では、割り子そばを三枚、二軒目では、釜揚げそばに割り子そばを一枚、三軒目では、鴨汁そばに、割り子そば1枚食べて、すっかりそば腹となって身動きが取れなくなった。
まるで落語「そば清」の主人公のように、そばが洋服を着ている気分である。
出雲大社にお参りした後は、車内で猩猩庵のレモンと柚子の香りが効いた、上等ワッフルを一個どうぞと差し向けられた。
本日5個目の菓子である。
その後は、地元の寿司屋に移動して、カニやら赤貝やらのどぐろを食べた後に、のどぐろとブリの握り、さらに堂々たる鯖寿司と白魚の握りが出され、おいしい出雲日本酒がずらりと並ぶ。
翌日は「お茶事」で、一口食べた瞬間に幸せが満ちる仁多米のご飯が振舞われたので、これはたくさん食べないわけにはいかない。
そしてお茶事ゆえに、当然ながら和菓子を3個いただく。
その後酒蔵に寄って、試飲ののち、夜は焼肉である。
糖質、炭水化物、ついに油脂も加わった。
完璧である。
しかも食べ終わって皆でホテルに帰ると、ホテルのダイニングで小盛りラーメン、無料サービスのお知らせで、これは行くか無いでしょと皆様に誘われる。
すべて断れば済む話であるが、立場上意地でも断れないという道を選んだため、これらは致し方ない。
だがこれは間違いなく罠である。