さあ二回目の朝ご飯

食べ歩き ,

さあ二回目の朝ご飯である(空腹の方と満腹の方 閲覧注意)。
会場は、慈聖宮というお寺である。寺の前にはずらりと屋台が並び、皆精力的に御飯を食べているではないか。
もうその姿を見ただけで、先ほど朝ご飯を、魯肉飯を食べたことなど忘れた(少しウソ)

一軒目(正確には二軒目)は、店先で鳥一羽を中華包丁でぶった切っている「山本米粉湯」である。
なぜ山本なのかは、誰も知らない。
皮がうまい。鶏の皮がうまい。余分な脂がなく、噛むと、しなやかな皮下のコラーゲンがちゅるるると舌に広がって、ああ、うまい。
鶏がよく駆け回っているのと、熱いため、皮下脂肪をためる必要がないのである。
そうか、僕もここに住めばいいんだな。
そして米粉湯は、鶏白濁スープに麺が沈んでいる。
塩気を押さえたスープを吸った麺は、噛む必要のない柔らかさで、こりゃ朝にいい。
合間に青菜炒めや厚揚げをつまんで、また淡い味の麺に戻ると、一層うまい。
さあ次だ。

寺へと歩を進めると、境内は一大朝食会場と化していた。
食べる。食べる。食べる。
台湾人の食欲が渦を巻いていて、その場に立つだけで腹が空く。
もう二食も食べたことも、忘れてしまった(だいぶウソ)。
こうなったらやけくそだ。片っ端から行くぞ。


しらすを乗せた醤油炒飯の「仔魚蛋炒飯」は、昭和の香りを閉じ込めて食欲を煽り、蝦と大根、目玉焼き(正確には目玉煮か)が入ったスープの「蛋包蝦仁湯」は、穏やかなうま味がじわじわと舌を包む。
スープが染みた大根は食べ過ぎの胃袋をいたわり、黄身が流れださないように、黄身が固まった瞬間で入れられた(いやスープの熱でそうなる瞬間を計算しているのかもしれない)目玉煮の具合も、憎いねコンチクショウ。

次は「四神湯」と来たもんだ。
四つの漢方と豚内蔵が入ったスープで、心と体を勇気づける。
でもここは屋台、四漢方といってもはと麦だけのようであるが、豚のコブクロ、小腸、ガツは、どっさり入っているのを確認しましたよ「鳥茂」さん。

そして来ましたよ、揚げ物が。朝から揚げ物大歓迎。レバーフライと来たもんだ。
月島の皆さん、ここにもあったレバーフライ、と言うよりレバーの立田揚げ、「猪肝炸」の御登壇。
噛めば衣がガリッとして、柔らかなレバーが現れる。
臭みなど微塵もなく、血潮のうま味、鉄分のよ勇壮が爆発する。
あれ小さき切った奴もあるぞと食べれば、それは牡蠣。
もう、わはははと、笑うしかない。

続いて小海老フライ、「蝦炸」の登場だ。
まあこちらも海老の立田揚げ、甘いソースを浸けて食べれば、海老の甘い香りがこぼれでて、一同子供の笑顔となりました。


朝の小吃、蜜の味。