ごめんなさい

日記 ,

ごめんなさい。僕は今まで「ショウサイふぐ」をバカにしていました。
昨日「ガストロノミー協会」で「ふぐ白湯の会」をやって、ショウサイふぐの実力に、頭を下げる次第であります。
ふぐならトラフグだろう。
百歩譲ってカラスかマフグだろうと、思っていたが、とんでもない。
昨日は3日間かけて、中川めぐみさんが東京湾で釣ってきた25匹のしょうさい河豚を、食べた。
調理は、新橋「山路」の畠山さん。
ふぐ刺しからやられる。
トラフグほどのたくましさはないものの、しなやかな身を噛んでいくと、うま味がぐんぐん湧き出てくる。
そのうま味の品がいい。
ポン酢もよかったが、これなら煎り酒でもよかったかもしれない。
さらにふぐとは関係ないが、釣りたて、揉みたて、ゆでたてのタコ、セビーチェ風といき、フグぶつ切りの煮込み、白子ソテーバター醤油風味、白子焼きとたたみかけて、最後はフグ出汁による、実に滋味深いラーメンで締めた。
以前東京では、東京湾で大量にサイフグとゴマフグが獲れ、これに目をつけたどぶろくを製造販売する居酒屋が酒肴の一品として出していたという。
例えば、1848年に創業した入谷の「にびき」は、そんな商いをしていたのだろう。
フグは、大衆魚だったのである。
高級になったのは、伊藤博文がいけない。
そう思いながら、トラフグに負けぬ刺身や白子を楽しんだ。