今日は「とろろ大ざる」にした。
普段はそば通気取って、そばの下3分の一しかそばつゆにつけないが、ここではざぶんと全部漬ける。
そばを、箸から一旦離して、そばつゆに全身浸からせる。
理由は、ここのそばが短い点と、そばつゆの味が薄目だからである。
だが最大の理由は、幼少の頃よりそうして食べていたからである。
しかるのちそばを入れてたぐるが、ネギ入れない。
ネギの辛味を効かせたいので、浸かったそばの上に数切れ乗せて、一気にたぐる。
こうして食べていくと、継ぎ足してもつゆがなくなっていくので、つゆは途中でお代わりする。
さらに薬味もお代わりする(3回お代わりする時もあるくらい)
最後にのざるの上に残ったそばは、箸を立てて残らずつゆに投入し、上にわさびを乗せて、一たぐり。
そこへ蕎麦湯を入れて、あたたくなったかけそば風をもうひとたぐりして、有終の美を飾る。
以上マッキー流「かぎもとや」のお作法。
軽井沢「かぎもとや」に