お久しぶりです、鵜野シェフ。
昨日は、心弾む夜をありがとう。
あなたの料理をいただくのは、もう4年ぶりになるでしょうか。
アスパラ、トマト、芹、ホタルイカ、春菊、ゼンマイ、筍、桜エビ、桜鯛、蛤。
熊本のトマトから始まった昨夜は、皿から立ち上った春に包まれて、幸せな時間を過ごしました。
見知らぬ人が多かったけど、終わり頃にはみなさんと、旧知の仲のように仲良くなれたのも、料理のせいだと思います。
少しだけエラソーなことを言わしてもらえば、以前より料理から足し算が減って、より食材の持ち味が、素直に香る料理に感じました。
久しぶりに出会った名物の冷製カルボナーラでさえ、どうだっと迫る以前の気配とは違って、卵やチーズの味が舌の上で優しく抱き合う、自然がありました。
なにかこう食べていて、心が焚きつけられるのではなく、安寧へと向かっていく。そんな料理でした。
これからの季節も楽しみにしています。
また料理をいただきたいです。
今度は是非、近いうちに。
お久しぶりです、鵜野シェフ
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