いくらお腹がすいているからといって、Boushonでは調子に乗ってはいけない。
前のCHANDONのスパークリングの試飲で、ほろ酔いだからといって、理性を失ってはいけません。
ディナーは九時だから、よし肉祭りだと、ステーキや若鶏のロティ(素晴らしい加熱!)やラムやジゴダニョー(質が素晴らしい!!)など、一人一皿は多すぎる。
王道ビストロならではの、いい意味でひねりのない、味わいと加熱に舞い上がって、ソーセージまで頼み、いくら隣席のそれがおいしそうだからと、クロックマダム(ハムの味わい、ブリオッシュ生地のパンすべてが正道)まで頼んではいけない。
前菜にフリュイドメールも、やや暴走気味であるし、隣のパン屋から焼きたてのエピが運ばれるからといって、手が止らなくなるにまかせてはいけない。
まあこうしてオジサン達は、ビストロのビストロたる料理に、ビストロたる食欲とオーダーで対応し、太鼓腹をさすりながら、少し反省するものの、満面の笑顔で店を出たのである。
いくらお腹が
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