「84」。
2016年で初めて食べた食材の数である。
例年に比べて圧倒的に多いのは、今年はカンボジア、キューバ、メキシコ、アメリカ、ペルー、香港、フランス、台湾と8カ国を旅し、ペルーで50近い初食材を口にしたからである(別記)
40年間ほど食べ歩いていても、まだ80も知らない食材があったことに驚く。
だから旅がやめられない。
外食の方は、年間535回外食をし、そのうち新しく行った店が167軒だった。
18道府県、25の町を訪れた。
刺激が多い年であったが、これではなかなか同じ店には行けない。行きたい店にも行けない。ご無沙汰していて、行かなくてはいけないなという店にもいけない。ごめんなさい。
今年の初めて食べた食材の中で、特に印象の残ったベスト3は
3、ワラスボ。それも生。武雄の「source」にて。ちなみにここで
食べた、ワケノシンノスもよかった。
2、カンボジアの蟻。木の上に生息する蟻で、酸味が爽やかで嫌な
雑味がない。シェムリアップの市場にて
1、 クイ、天竺鼠。よしもとのお笑いコンビではない。南米に生息
するモルモットの原種で、上野動物園で会える。鶏肉とウサギ肉
の間といった味わいで、品のある滋味。丸焼きを、ペルーリマの
食万博「ミストゥーラ」にて。
追記
ペルーで初めて食べた食材
⑴肉類:クイ天竺鼠 アルパカ。
⑵魚介類:ドラド、ピラルクー、コルビナ(オオニベ)、ペヘレイ アブラソコムツ、 クシュロ(海藻) 淡水に棲むピンク色のチュロ(巻貝)、塩漬けにしたガミタナ(ピラニアの仲間)。
⑶野菜、根菜類:BIJAOビハウ葉、ワカタイ(麻の葉に似た葉)、Pacay・巨大ソラマメ風 Huito、フアランゴ(乾燥地帯に育つ灌木)、イモ類では、MASHUA�マシュア、オカ オユコ、ガント・フィト、マクィティショ・アスル、ウクシュ、マリポシータ、マシュアほか多数。
ユッカ・ブラヴァ、Sachapapa(紫色のヤムイモの仲間)、pijuayo(椰子の一種)、ungrahui(椰子の一種)、ロチェ(南瓜)、ステヴィア、Retamaマメ科植物、Malvaウスベニアオイ、pilipili。
唐辛子類は、ロコト アヒ・リモほか多数。ブラジルナッツ、Tarwi大豆をしのぐ40gものたんぱく質を含む豆。cocaコカAIRAMPOサボテン一種、Muna細長く小さいトマト、パッションフルーツに近いトマティーノ。各種トウモロコシ
⑷果物類:甘酸っぱく収斂性を感じるカムカム、マンゴーとココナッツの香りが共存するオレンジのニカンボ、Tunboトゥンボ(パッションフルーツの仲間)、PEPINO(ペピーノ スイートキューカンバー)、ルクマ タマリロ、チェリモヤ、ワナワナ(チェリモヤに似た果物、カカオ、モカンボ、Cocona柿を長細くしたような形の黄色い果物で淡い酸味。赤ココナッツ。