「二八nihachi」

食べ歩き ,

一昨日から虎ノ門横丁のPOPUPで、「二八nihachi」が始まった。
やられるのは、銀座「杉もと」の杉本さんである。
昼は、大海老、ふぐ、うなぎ蒲焼の天ぷらを乗せた、三種の天丼と天ぷらそばを出す。
うなぎ蒲焼の天ぷらというのは、初めて食べたが、これは危険である。
とにかくご飯が進んで困ってしまう。
またフグの天ぷらは、そのプリリとした肉体に秘めたうま味と天つゆの味が、実にあって、ご飯やそばをかき込ませる。
そして大海老を頭から噛り付くときの喜びと言ったら、たまりません。
そばは福井のそばで、そのねちっとした甘みとコシがこれまた天ぷらにあう。
そいて夜は、これら天丼とそばもあるが、秘蔵の日本酒揃えて、日本酒が恋しくなる小憎らしい肴を揃えている。
さすが銀座で食にうるさい旦那衆を唸らしてきただけの技と知識、センスである。
それがカジュアルな値段でいただけるのである。
混んでいるようだが、まだ席はある。
期間限定ゆえに、急げ。