東京とんかつ会議 第32回赤坂「まさむね」の「上ロースカツ定食」1580円

とんかつ会議

東京とんかつ会議 第32回
赤坂「まさむね」の「上ロースカツ定食」1580円
<肉3、衣3、油2、キャベツ3、ソース2、御飯2、新香2、味噌汁2、特記なし 19
点(各項目3点満点、特記項目含め25点満点)>


 みんなトンカツが好きなんだなあ。新店にも関わらず、昼は少し列が出来るほどの人気である。近隣のサラーリーマン男性二人連れが多いが、女性二人連れ、老夫婦、女性や男性のお一人様と、客層は様々で、実に微笑ましい。
 カツは鍋を二つ使って揚げられているが、これだけ混雑していても、二枚ずつきっちりとと揚げられて、ぶれがない。
 肉はきめ細かく香りがあって、中粗ながらも油を吸わず、カリッと軽快な音を立てる衣と相まって、とんかつを食べる楽しみがわき上がる。衣の油切れはいいのだが、油のコクと香りが少し足りないのは米油のせいか。さらりと揚げられるのはいいが、食欲あおる香りが欲しいところである。
 脇役では、キャベツが素晴らしい。細く均等で、みずみずしく甘い。しかも大盛りの注文が可能。味噌汁は豚汁、お新香は、白菜、人参、胡瓜の浅漬け。
 ソースはスパイシーな香りが漂い肉とも合うが、ここでは、塩と小さらに入れた醤油とレモンで食べるのも奨められる。
 食べてみたが、醤油にソースのような甘みがないため、カツとは合わない。レモン醤油とするなら、脂身の部分はいける。
 肉に力あるので、塩でおおかたを食べ、ソースを少しかけて、ご飯をかき込む方がいいように思う。
 新店らしい、清潔感に満ちた清々しい雰囲気で食べるとんかつは、また格別である。