とうもろこしのカレー  六本木ブリアンツァ

食べ歩き

「とうもろこしが食べたい」。
そう言うとお茶目なシェフは、こんなものを出しました。
「おお、とうもろこしご飯だ。手前はとうもろこしのポタージュだな」。
そう思ってとうもろこしの甘い香りに満ちたご飯を食べ、手前のポタージュを食べた瞬間、笑い出しました。
ポタージュではありません。
カレーだったのです。
とうもろこしのカレーです。
それもとうもろこしの味が生きるように、カレーのスパイス香が巧みに抑えられていながら、紛れもないカレーなのです。
食べた全員が笑いました。
食べた全員が願いました。
「おかわりください」。
ブリアンツァにて。