「下関三海の極味三昧」
明日発売となる下関新駅弁第二弾である。
去年下関を訪れて、フグ以外に優れた産物が多くあるのを知った。
ウニ、のどぐろ、あんこう、さわら、クジラ、タコ、ハモと、瀬戸内海、日本海、関門海峡と三つの異なる海から上がる海産物を「三海の極み」という。
それならば、駅弁を食べることによって、下関という地の恵みを知り、教わる、そんな駅弁を作りましょうよと、市役所の人に言ったのがきっかけでした。
そして「ふく・うにづくし」(FB参照)が出来、さらに三つの海が重なって生まれる恵みをたっぷりと詰め込んだ、贅沢なお弁当を作りましょうということで完成したのが、「下関三海の極味三昧」である。
ふぐ、ウニのほかタコやサワラ、ハモ、アジなどの海産物、そしていとこ煮(小豆と蓮根の甘い煮物)という郷土料理も入っている。
これだけ良質で種類が多い魚料理が入っている駅弁は、例がなく、下関の誇りといってもいい。
様々な料理が入っているだけでなく、甘味、酸味、塩気、旨味もさまざまなうえ、香りの変化も楽しめるので、、おかす類を酒の肴にしながら、あとで三種のご飯を食べるのもいいかもしれない。
また幕の内駅弁の三種の神器と言われる、かまぼこ、玉子焼き、焼き魚の三者が、他の駅弁と比べて、抜きん出ています。
さらには、老舗割烹が手作りしているだけあって、椎茸の飴煮といった脇役まで質が高い。
1日限定20個で、1500円と値段は高いけど、実にお値打ちです。
そしてなにより、弁当勝負に絶対勝てる弁当なのである。
以下のサイトで、弁当試作会議の動画が見られます
https://mitsuminokiwami.com/bento/no02.html