栗のシャンティを 2012.01.07 食べ歩き , 東京 , 木ノ実ナッツ類 栗 , フランス料理 , スィーツ Tweet 栗のシャンティをたっぷりスプーンですくい、口の中に入れる。 甘い秋がゆるゆると舌の上に広がっていく刹那、 慎重に、少量ポルトを流し込む。 とたんに栗は妖艶を帯びて、官能を溶かそうと口腔に巻い上り、 もう私は、体ぢゅうの力が抜けて、数メートル先の空間を、 ただただ見つめることしかできない。 陶酔という言葉が陳腐に思えるほど、 精神が弄ばれる誘惑。 あ思い出しただけで、顔が弛緩する。 なんか妙に文学的に書いてしまったのも わけがわからない。 皆様も是非。2012