正しい食べ方シリーズ

日記 ,

正しい食べ方シリーズVol2

大田区の某そば屋にて、勘定を済まし、領収書をもらっていたら、レジ横のテーブルで男二人が言い合っているのが聞こえた。。

そばがきを頼んで、ついてきた大きい海苔板をどうするか言い合っている。
「このノリ、どうしたらいいのかなあ?」
「そばがきの桶にいれるんじゃないか?」
「いや、それじゃそば湯でしなしなになってしまう、手元のそば猪口にいれるんじゃないか?」
「そうかなあ、そのままじゃ入らんだろ。だから先にかじるんじゃねえか」
すると片方が
「ええい、入れちゃえ」と、
おおきいまんま、無理やりそば猪口に押し込んでしまった。

「ああ、なにやってんの。そうじゃないよ。海苔はちぎってちぎって、適時そば猪口に入れるんだよ」。
僕は心の中で叫んだ。

その時である。
「ビリビリッ!」と音が響いた。
ふと手元を見ると、無残にちぎられ、バラバラになった領収書があった。