木の皮浸した水。
木のエッセンスを射込み、テーブルに置かれた石釜で焼きあがるパン。
出だしから“森”へのメッセージが込められた演出が続く。
ナリサワで食事。
“賀茂ナス“と書かれた皿は、炒めた茄子と大葉を含んだ茄子のピュレ、揚げた茄子を合わせ、トマトのシートで包んだ料理。
揚げた皮の香ばしさ、茄子ピュレの甘さ、炒め茄子の香りと食感。
三様の魅力をトマトの甘酸味がアクセントする。
他の皿も含め、食べていると、どこか高原のオーベルジュに旅をした気分を呼び込む、
日本の自然を強く意識した、ナリサワならではの料理である