19歳だった女子の歌声が,原っばに染み入り、木々を揺らし,空へ昇っていった。
恒例の南原のレコード鑑賞会が行われた。
一昨年は、オーティスクレイ、去年は,キングクリムゾンをかけた。
今年はどうしようと考えた挙句、今までの70年代とは違う2008年に発売された曲を選んだ。
当時誰も知らなかった19の女の子が,1997年に発表されたボブディランの曲をカバーした。
歌のうまさというのは,音程やリズム,声域やビッチといった技術の土台が必要だが,それ以上に不可欠なものがある。
一つは声色であり,一つは表現力である。
この曲は500人以上にカバーされた曲だが,歌ったボブディラン以上に、最も歌の意味するところ,訴えたいことが,切々と伝わる歌唱だと思っている。
タグチのスピーカーによつて、置いてある場所より横に広がり、高く高く空へと舞い上がっていく歌声を聴いて,人間の素晴らしさをあらためて感じた。
アデル メークユーフィーリングマイラブ。





