餅の国。

食べ歩き , 1日1甘 ,

福井市鯖江「四季の餅 あめこ」

1782年創業、現在13代目という、244年続く老舗餅店である。

1782年といえば天明2年、天明の大飢饉の前にあたり、世はうるおっていた時代である。

あべかわ餅、、豆大福、宇治抹茶アーモンド大福、よもぎ大福、パンプキン大福、餅米を使った赤飯など、店頭には様々な餅菓子が並ぶ。

今の圧倒的人気は、「苺大福」だという。

早速「苺大福」を購入し、いただいた。

手に持つと、赤ちゃんのほっぺのように滑らかで。頬擦りしたくなる。

食べれば、薄い餅ながらも、伸びやかで、餅自体の甘みを感じる。

あんこはも、黒あんではなく白あんで、その優しさがイチゴを生かす。

大きなイチゴがあんこの甘さと抱き合って、新鮮な酸味と甘みが流れ込

む。

またあんこの量が絶妙で、甘みと酸味のバランスがいい。

いちごのみずみずしさと、たくましい餅の存在感、穏やかなあんこの甘みという、三位一体が美しい。

苺大福の主役は、あんこでもイチゴでもなく、餅であるということを学ぶ味でもあった。

「安倍川餅」もいただいた。

きな粉がまぶしてあり、黒蜜を後がけする「安倍川餅」である。

まんまる餅の根性のある伸びがいい。

毎朝餅をつくというが、つきたてならでなの魅力が詰まった、あべかわ餅だった。