葱油拌面、扬州炒饭。

シメご飯 , 食べ歩き ,

「 イー グァ チュン ジュアン‼️
「リャン ワン ツォン ヨウ バン ミェン‼️
厨房から、大きな声が響く。
昔ながらの中国料理店である。
名物「ネギそば」と「半チャーハン」をいただいた。
白髪ネギと青梗菜が入った「ネギそば」は、素朴に見えながら奥が深い。
つるっと麺を啜れば、細い香港麺が口元に登ってくるが、引き連れてくるスープが憎い。
丸鶏の滋味が静かに溶け込んでいるのだが、そこに葱油のコクと香りが参加して、グッと食欲をつかむのだな。
そして炒飯は、マイペスト炒飯かもしれない。
旨みは強くなく、最初はあっさりとしているのだが、チャーシューダレと葱油なのか、レンゲを運ぶ手を加速させる隠された力があって、引きずりこまれるのである。
引きずりこまれるといっても、強くはない。
一口、二口と食べ進むうちに、次第に罠にハマっていくのである。
ついでにここにきたら、春巻も食べなくてはいけない。
卵を入れたもろい皮がサクッと破れ、蓮根やら筍やら、豚肉やらさまざまな食感が口の中で弾ける快感も、虜となる。
神戸元町「順徳」にて。