先日隣家の筍がはえてきて、二本捕獲した話を書いたが、
それからがすごかった。
どうやら獲られたことを自覚したらしく、俺も獲れ俺も獲れと続々伸びてくる。
長年隣家から筍が侵出してくるが、こんなことは始めてである。天変地異が起こる前触れか、はたまた私の家がよほど住みやすいのか。
獲れるものなら獲ってみろ、掘れるものなら掘ってみろといわんばかり、ぼこぼこ伸びてくる。 よおし上等じゃねぇかととりまくったところ、結局22本にもなったのである。
以来、筍の木の芽和え、佃煮、筍ご飯、土佐煮、ﾁﾝｼﾞｬｵﾙｰｽｰ､筍オムレツ、筍スパ、若竹汁と我が家は筍づくしで、もう見たくも無い。
そんなことを画策しつつ、実は我が家の真下でこっそり竹は勢力を伸ばしているのかもしれない。