伊勢海老は、サッポロ一番の麺に巻かれるとは思いもつかなかったろう。。
白菜、人参、椎茸〜♪のあのCMソングが、美しいテッリーナ(テリーヌ)となるとは、誰が想像しただろう。
ムサカとサッポロ1番が合体するとは、ギリシャ人も夢にも見なかったに違いない。
どれもただ麺とスープを使っただけではない。
どれも最初の麺への加熱方法が、考え抜かれている。
テッリーナのトマト水とアンチョビクリームの役目、春巻に入れられた干し豆腐の意味、カルトッチョで合わせられた発酵白菜の活躍、小麦粉を使わず、麺を使ったムサカのベシャメルソースの凄さ、海老チリに巻かれた麺の痛快な歯応えの出し方、そしてつけ麺は、重曹を入れて茹でた麺の、生麺のような驚き。
なんでもない日常のものから、ご馳走を生み出す。
これこそが料理である。
ボクはコーフンしてます!
「サッポロ一番劇場」夜のコースメニュー。5500円。
ワインペアリングは、大越さん。
サッポロ一番塩ラーメンのテッリーナ
・サッポロ一番の春巻
・発酵白菜と豚バラ肉のカルトッチョ
・羊のムサカ
・伊勢エビチリ
・ポルチーニ茸のつけ麺
夜は1830から2回転です。
間違いなく、もう2度と食べることができないだろう。サッポロ一番のアレンジ料理。
昼は各種限定15食。夜はなんとコース。
西岡シェフ宮木シェフ、両雄並び立つ。
松茸、伊勢海老、羊肉、香茸、熟クリームなどなどかの食材もびっくりしているだろう