東京とんかつ会議175殿堂入り審議
淡島「とんかつ太志」特ロースかつ定食(2200円) ひれかつ定食(2200円)
【肉3衣3油2キャベツ2ソース2ご飯3味噌汁3お新香3特記特になし合計21点】各項目3点満点特記1点総計25点満点
初めて訪れ、会議にかけたのが2年前の八月末である。その時は、繁華街からは遠く離れた立地のせいもあって、ご近所の方が数人来られているような店だったが、今や開店前から列ができるようになった。
2年前に訪れた時は、神威豚という珍しい四元豚を使われ、その他入荷で、信州千代幻豚、北海道どろ豚、沖縄金あぐー豚を扱われていた。今常に扱われているのは、徳島県の吉野川ポークで、この日のロースカツヒレカツ共にこの豚をいただいた。都内のとんかつ屋は多いが、この小さな店で、様々な豚肉を試されているところはない。
特ロースはかなり分厚く、肉の旨みが人文にあって、噛めば、甘い香りがある。肩ロースに近い部分を使われていて、肉の中に入った脂の溶け具合も綺麗である。衣は少し粗めだが、サクサクと香ばしく、この肉との相性がいい。一番小さい端部分も味が濃いのは、いい肉であり、良き揚げ方だが、油切れがもう少し良ければ、完璧だろう。
ヒレもいただいたが、やはり特ロースに軍配があがる。ここで板田買うならロース系だろう。
キャベツは荒いが甘さ申し分なく、やや固めに炊かれたご飯も、おいしい。白っぽい信州系の味噌を使った味噌汁も香りよく、大根きゅうりの浅漬けも必要にして十分。ソースは、以前より甘さが控えめとなり、、酸味とのバランスが良かった。
山本氏
【肉3衣3油2キャベツ2ソース2ご飯3味噌汁2お新香3特記ランチのロースかつ定食1合計21点】
河田氏
肉3、衣3、油3、キャベツ2、ソース2、御飯3、お新香2、味噌汁3、特記 なし 計21点