東京とんかつ会議160 有楽町「ポークポーク ねぎポ」 ミックスしろカツセット1400円
肉2 衣2 油2 ソース2 キャベツ2 お新香 2ご飯 2 味噌汁(スープ)2特記なし計16点
議題はロース白かつセット」1200円だったが、それに200円足してヒレカツ一枚がつく、「ミックスしろかつセット」にした。
これに、ご飯と季節の小鉢(根昆布と人参の和え物)、お新香(青菜の浅漬けと豚味噌)、麦と玉ねぎのスープ、温泉卵がつく。
しろかつと名乗るだけあって、衣の色がやや薄いが、標準的な茶色である。中粗の衣はさくさくと香ばしい。もう少し、衣の油ぎれがよければ、一層衣の良さがひきたつだろう。
豚肉は、アイダホポークを使っているという。揚げぐあいよく、断面の色合いも均一でいい。だが、この値段なら致し方ないのかもしれないが、赤身肉部分の旨味が、あまり感じられなかった。ヒレは、赤色が強いが、キメが緩い。脂の香りももっと欲しく、最後まで肉の旨味を感じながら、食べていたいと思わせる。
とんかつソースは、辛味甘みとも強いので、この肉には合わないと思う。塩かウースターそーすをちょいかけるか、もしくは、卓上の昆布椎茸醤油を小鉢に取り、辛子と混ぜて、辛子醤油を作り、浸けて食べるのがオススメである。
キャベツは、やや乾き気味で、お新香は、小鉢を減らしても、もう少し充実して欲しい。豚味噌はご飯を食べるのはいいが、とんかつの箸休めにはならないと思われる。
スープは淡すぎて高揚感がなく、あえてこれにした意味が見当たらなかった。店内は、清潔感に富み、サービスはよく行き届いて、実に心地よかった。