また来てしまった
「ひといき」である。
今日は「ポークソテー」をお願いした。
喫茶店風な店構えで「ポークソテー」2200円は高いかもしれない。
だが、肉への火の通しがいい。
カリッと焦げ目をつけながら、中はしっとりと仕上げている。
しかも180gはあろうかという量である。
ソースはセージ風味のクリームソースで、優しい甘みとセージの爽やかな香りが、豚の旨みを支える。
付け合わせは、紫芋にズッキーニのトマトフォンデュのせ、なす、紫とうもろこし、これにサラダとご飯がつく。
ソースをよくよくからめ、噛む喜びがある豚肉をかみしめながらご飯を頬張る。
妻は「ハンバーグ」だった。
これまた上に乗った目玉焼きの仕上げ方が丁寧で、古き良き誠実な仕事を物語る。
ポークソテーを食べ終えた皿には、ソースがたくさん残っている。
これは承知で、わざと残したご飯を打ち込ませてもらった。
ソースとよくよく混ぜて食べる。
ああ幸せだなあ。
食後は娘さんが作った、有機バナナと有機の粉を使ったバナナケーキをいただく。
これもまた添えられたクリームの質がよく、バナナの味が追いかけてほのぼのとした気分を呼んだ