芋の素直な気持ちを氷が受け止める。

1日1甘 , 食べ歩き ,

かき氷は、守備範囲外だが、東京の○○よりいいと聞いて、お願いした。
紫芋と練乳だけの「沖夢紫のモンブランかき氷」1500えんである。
丸く固めた氷には、紫芋シロップがかかり、上には紫芋シャンティクリームが絞り出され、天には塩煎餅が乗る。
シロップもクリームも、芋の自然な甘みだけを尊重して、余計な甘みがないのがいい。
だから飽くことがない。
シロップ部分、クリーム部分、あるいは両方を合わせてと食べ進むとのも、楽しいのだな。
クリームのもったりとした食感とシロップのとろりとした舌触りの対比もいい。
冷たさが募ると、小休止して、塩煎餅を食べる。
するとまたかき氷が食べたくなる。
最後は解けて、少し飽きてくるが、クリームを残しておいて、溶けた氷ともったりを食べる。
するとまたスプーン持つ手が加速するのであった。
石垣島『ヒナタカフェ」にて。