「徳山鮓」でお遊びをした。
サカエヤの鶏肉、豚肉 肩ロース、牛のハラミやアレニエ、レバーなどを、炭火と薪火、3人のシェフに焼いてもらって食べたのである。
なかんずく素晴らしかったのが、薪で焼いた(炭も良かったが)ハラミと炭火で焼いたレバーだった。
ハラミは、あのふんわりとした食感が、中途半端ではなく、心地よい歯応えとなっていて、噛むことがまず楽しい。
さらには中に射し込んでいるやや硬い筋を、噛み切るのが実に楽しい。
レバーは「若焼きで」(つまりつまりレア焼きね)とお願いしたが、一人のシェフだけ表面がこげるくらいに焼いて、出してきたのである。
そのレバーを食べた時に崩れ落ちた。
しっかり焼いてあるのに中は、ボソボソになっておらず滑らかである。
そしてなにより甘い香りに満ちている。
レバーとは、ここまで攻めなければならないのか。
自分の焼肉屋での行動に、痛く反省したのである。