神様おゆるしください。罰当たりなことをいたしました。
松茸を、数え切れないほど食べたのです。
普段なら多くても2本の松茸を、一体何本食べたのでしょうか。
もういいや。という不遜な言葉を吐くまで食べ続けたのです。
最後は松茸のすき焼きでしたが、牛肉の姿は見えず、申し訳程度にネギがあるだけで、ただひたすら松茸を食べるという暴挙に出てしまいました。
しかしそこは茸類、目に見えぬ魔力が潜んでいるのでありましょう。
思わぬほど酔い、いやあれは酒の酔いではなくて松茸がもたらしたトランスなのでしょう。最後の時間は忘却の彼方なのであります。
実は高価な松茸を大量に食べるとどうなるかという、人体実験のつもりでもありましたが、それはそれは危険な気配があって、それゆえにたくさんは食べられないように自然界がコントロールしているのではないかと、気づく次第でありました。
もう二度としません(たぶん)。神様おゆるしください。