富山「雅楽倶」の朝ごはん

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富山「雅楽倶」の朝ごはん。
予約した時間に炊きあがるごはん。作りたての豆腐にオリーブ油。マスの粕漬け、香り高いおぼろ昆布の味噌汁、白エビや帆立、白身魚から作った自家製蒲鉾。
ガラス皿の上に、梅酢で富山湾と能登半島を描いたイカのお造り。
ヒジキ白あえ、よし菜の胡麻和え、ホタルイカ酢味噌、玉子焼き、昆布と椎茸佃煮。
幸せな時間が流れる。
しかしなにより気に入ったのが、天然わさび菜の漬物と梅干。
微かな辛味を伝える葉と、シャキッと噛んだ瞬間にヒリッと鼻に抜ける辛味が顔を出す茎を、交互に楽しみながら、ご飯を掻き込む。
適度な塩分の肉厚梅干しもいい。
この二つでご飯を掻き込む、清らかな朝。
久々に三膳いただきました。