ハムカツと郷愁 2015.06.05 ポエム , 揚げ物 , シャルキュトリー Tweet 薄いハムカツには郷愁がある。 ハムがどこにいるのかわからない、薄いハムカツほど、恋しくなる。 ハムと名乗りながらソーセージという、名称詐称問題も、愛おしい。 ハムカツとしながら、衣の方が厚いという、誇大表示問題も許そう。 すべて許容し、社会矛盾や不条理を飲み込んで、ハムの存在を探す。 隠れていたんだねと出会いの喜びを謳歌し、自分の努力も評価する。 これだけは譲れない。