ハノイ報告vol11
バインミーにて、本日4食目の朝食終え外に出ると、なんと目の前に「フォーボー」屋があるではないか。
しかも混雑している、
これは食べろという神のおぼしめしだと、一同、5食目の朝ごはんに突入す。
なんでもこの店を知らなければ、もぐりという店らしい。
次々と注文が入る店は、流れ作業が素敵。
手前のお姉さんが肉と具を選んで丼に入れ、奥のお兄ちゃんが麺をゆで、スープを張る。
肉は、日本の厚労省では許さない生肉(といっても熱々のスープをはるから、半生になる)と、茹で肉。
生の方はドリップが一切出てない。
当たり前だ。冷凍すれば、ここじゃ逆にコストが高くなる。
部位は胸肉、ばら肉、ヒレ肉。
しかしレギュラーの一番安い麺には部位指定なし。
生と茹でをそれぞれ頼んで味比べ。
いずれもスープが澄み渡って、塩味が薄く、脂がほとんどない。
牛の滋味が染みわたって、ほんのり甘い。
しみじみうまい。
スープの香りになんとも優しい気分になるんだなあ。
少しグルソー。
茹での方がなぜか味が深いようだ。
お決まりの香草類たっぷり
唐辛子は、オレンジ、赤、緑と三種類。緑が一番辛いんだ。
油条も入れて。
こりゃあ、別腹だよ。
と言い合いながら、5食目を食べ終えるのであった。
お値段は120円。