シウマイの偉大をシュウマイで知る。

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あらためて食べると、いかに「シウマイ弁当」が優れているかが、よくわかる。
1960年代に発売され、元祖空弁と知られる「彩凰」の「シュウマイ弁当」である。
焼売が5つ、俵ご飯8つ、卵焼きに蒲鉾と、共通点は多い。
最大の違いは、エビ焼売にある。
おいしいか否かという話ではない。
ご飯換気力が、シウマイに比べると、弱いのだった。
エビの問題ではなく、焼売本体の片栗粉量が多く、うまみが薄い。
そしてやはり「シウマイ弁当」の筍煮は偉大だと思う。
あの絶妙な合いの手があることによって、食べ進むのが楽しくなる。
さらに細かくいえば、紅生姜や昆布の佃煮も、句読点をつけるアクセントとして欠かせない。
「彩凰」の山クラゲやザーサイでは、その任を果たせない。
あらためて、つくづく「シウマイ弁当」の偉大さを思い知ったのである。
(羽田空港にもシウマイ弁当は、売っています。しかも朝10時ごろには、出来立ての温かいものが運ばれるので狙い目である)