名古屋は、日本一のカレーうどん好きがいるのかもしれない。
関西の「得正」グループのカレーうどん店18店舗に対し、名古屋の「若鯱家」は50店舗あるし、様々なカレーうどん屋がある。
「千」は、カレーうどん専門店である。この猛暑の中は空いているだろうと出かけたら、長蛇の列だった。
来る客、来る客頼むのは「カレーコロ」である。
カレーコロッケではない。
カレーコロシアムでもない。
だがメニューを見ても「カレーコロ」はない。
ジャコめしとのセットを、コロと呼ぶらしい。
私の場合、そこまでの炭水化物摂取は必要ではない年齢ではな#ので、「海老天カレー」と野菜天を頼んだ。
一晩寝かせたといううどんは、長い。
それゆえに、熱々で一気に啜るのは、至難である。
小鉢に移して食べるのがいい。
うどんは、12〜3回ほど噛むとなくなるコシで、クリーミーなカレースープと相性のいい柔らかさである。
これ以上柔らかくとも、硬くとも、スープに馴染まない。
さて、小鉢に移すと食べやすいだけではなく、鉢の縁に唇をつけてすすれるので、味わいが深くなっていいという利点もある。
1.まずはそのままで、
2次にに七味をかけて食べる。
3.海苔天をバラしてふりかける
4海老天を参画させ、
5玉ねぎのてんぶらうどんもいく。
6茄子は分厚く、とろとろなので、うどんと食べるというより、ナスにカレースープをかけて食べると、たまらない。
7最後はプチトマトの天ぷらである。
これは衣を剥がし、スープにいれてつぶし、トマトカレーに味変させる。
剥がした衣は、たぬき風に、上からちらしてやろう。
こうして散々楽しんで食べたが、最後にスープが飲みきれず残った。
ここにご飯をぶち込んだら、さぞ美味いだろうなあと、おじさんは1人思うのだった。