オコゼ。 2012.08.20 食べ歩き , 白身魚 , Tweet 腕のいい職人が揚げたオコゼは、皮も身も骨も余すことなく味わえ、勇壮な姿への制圧感に胸がすく 一方薄作りもいい。 二枚くらいを箸で取り、ぽん酢につける。 ゆっくり、慎重に噛んでいくと、甘味も酸味もない旨みの洗練だけが膨らんでいく。 うまいなあとつぶやいた瞬間、その奥から、春風のようなすっきりとした香りが、吹き抜ける。