なぜ色っぽく感じたのかは、わからない。
フレンチのシェフが作ると、エロくなるのか？
ワインに合うよう、作ってしまうのか。
そのハンバーガーを一口食べた時に、無性に色気を感じたのであった。
おいしいハンバーガーは、今まで何度も食べてきた。
だからこのハンバーガーは、ワインが合う。
いや外でシャンパンを飲みながら、かなうことなら美女とかじりつきたい。
そんな妄想が膨らむ。
おそらく、牛肉が持つ扇情力を引き出しているのかもしれない。
もうハンバーガーなんて食べないわよという熟女にもご馳走してみたい。
そんなことも思わせるハンバーガーなのである。
丸の内「ビストロ ノーコード」にて。