アラの品格。 2012.12.26 食べ歩き , 福岡 , 白身魚 , 割烹 , 鍋なべなべ , Tweet アラは強靭だ。 筋肉の繊維が、人間なぞに食べさせるかとばかり引き締まって、ただのデブではない風格と尊厳がある。 淡白ながら荒々しい(駄洒落ではありません)滋味を主張し、フグのジビエ版といった感もある。 中でも鍋は、ねっちゃり、むっちり、ぷりりんと、皮やら白身やら目玉やら脂やら、様々な食感が唇や舌や歯を刺激し、官能に訴えてくる。 高級でおいしいものというのは、エッチなのだと、冬の福岡「大塚」で学んだ