イタリアTKG

日記 ,

TKGである。
トリノにある、イタリア最古のリストランテのTKGである。
19世紀の宰相カヴール伯爵が好んだとされる、TKGである。
ノバーラ産カロナローリ米を、通常のリゾットのように炒めて汁気を足しながら炊いていくのではなく、茹でてからオリーブ油とバターで炒めたいう。
炒飯でもある。
一見炒めただけの米のように見えるが、スプーンを突っ込むと卵黄が現れる。
トマトソースの中で低温で加熱したという卵黄は、とろりと崩れ米にしなだれる。
卵黄の甘みが米と舞う。
ううむTKGなのである。
トリノ「del Cambio」にて