食材
(4554件)-
表参道「tonkatsu.jp」
「満州豚」。
食べ歩き , とんかつ会議幻の豚「満州豚」のトンカツを、初めていただいた。 戦時中の1942年、中国から輸送船で密かに日本へ向かった豚である。 本土決戦にそなえ、雑草やイモヅルなどで……
続きを読む -
原宿「樋口」
坊主蒸し。
食べ歩き「修行時代、賄いは時間がなく、立って素早く食べていました。多かったのが坊主蒸しかけご飯です。親方から坊主蒸し作れと命令されるので、急いで作ります。具のない茶……
続きを読む -
奥入瀬渓流ホテル「ソノール」
マグロとフランス料理。
食べ歩き鮪をフランス料理に仕立てながら、和を感じさせない。 エレガントをまとわせて、ワインを恋しくさせる。 この難関を岡シェフは、幾度もトライして、我々の心をとらえ……
続きを読む -
京都「二条 みなみ」
いも たこ なんきん。
食べ歩き小芋は、固すぎず、柔らかすぎず、歯を入れると、すうっと吸い込まれる。 出汁を含んでいるが、芋の味を超えていない。 蛸は、自らの滋味を膨らまし、柔らかく炊かれ……
続きを読む -
ウー・ウェンさんの料理。
食べ歩き「砂糖は使わない。調味料もできれは使いたくない」。 それがウーさんの料理である。 「クラゲとたたき胡瓜ゴマ風味」「翡翠ナス」「赤と黄色パプリカの豆豉風味」「イ……
続きを読む -
八ヶ岳リゾナーレ「オットセッテ」
ズッパという優美。
食べ歩きズッパと書かれているのに、どこにも液体は見当たらない。 ムース状やゼリー状にされた5層が輝いている。 食べるとそれらは、たちどころいに液体となって消えてい……
続きを読む -
吉祥寺「雲蓉」
町中華作ってよ。
食べ歩きあえて料理名は書かない。 なぜなら、料理を見ただけで、何のどういう名前の料理か、即座にわかるお馴染みだからである。 「町中華作ってよ」という無茶振りに応え、真……
続きを読む -
吉祥寺「雲蓉」にて。
酢豚にパイナップルは必要か?
食べ歩き酢豚にパイナップルは必要か? 「パイナップルが入らない酢豚は、酢豚ではない」。 「炒め物に、甘酸っぱい果物が入るなんて、許せない」。 永遠に論議されるテーマで……
続きを読む -
札幌「鮨の蔵」
不思議なタコ。
食べ歩き不思議なタコだった。 噛めば、吸盤はコリっとしているのに、身はしなやかで柔らかい。 水ダコを茹でるとこうはならない。 吸盤をコリっとさせようと思うと身は硬く……
続きを読む -
札幌「ラサンテ」
生気の交換。
食べ歩き「マッキーさんとんかつがお好きだから」。 そう言って高橋シェフは、ボークカツを運んできた。 エレゾ豚のカツである。 カリリッ。 香ばしい衣が弾けると、歯が肉……
続きを読む