北陸
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金沢「レスピラシオン」と「コメール」
茄子の節度
食べ歩き最初は静かだった。 小さな茄子の尻を切って口に運ぶと、エキスが滲み出る。 淡い淡い甘みが、舌を流れていく、 噛む。噛む。噛む。噛む。 噛む。噛む。噛む。噛む。……
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金沢「片折」
されど胡麻和え。
食べ歩きたかがほうれん草の胡麻和え、されどほうれん草の胡麻和えである。 野暮ったさが微塵もない。 料理としての、高貴さに満ちて、輝いている。 ほうれん草の……
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【福井の正しい過ごし方】
食べ歩き1.朝一番に農場に行き、とうもろこしをもぎって、その場で齧る。 2.海女さんの七世美さんちで、11時からを14時までだらだらと干し魚やら海藻やらを食べ、酒……
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福井「ポーボ軒」
変態がここにも一人。
食べ歩き「自分少し変わってます」。 「ポーボ軒」という店名は、そう語りかけていたろ 東南アジアか南米料理か、スナックか。 入り口に「ポップヌードル」と書かれているので……
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海藻に生かされる。
食べ歩き海藻たちは生きていた。 コリッ.。クリリ。ヌルッ。コリン。 口の中で様々な食感がこだまする。 まだ海底や岩盤に根を張りながら、海流に抗い、陽の光に向かって一……
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もぎたてのトウモロコシをかじる。
食べ歩きバシュバシュ とうもろこしのジュースが弾ける。 自分で収穫したとうもろこしをその場で食べる。 喉にゴクゴクと甘いジュースが落ちていくほどみずみずしい。 ここは……
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福井 蜂家 西かね
踏襲を目指した先の個性。
食べ歩きラーメンのスープを、毎回調理キッチンスケールで、測る人を初めて見た。 中華そばの注文が入る。 奥様が「中華2つ」というと、70過ぎのご主人が「はいわかりまし……
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富山「神通町田村』
昼夜蕎麦。
食べ歩き奇しくも、昼も夜も蕎麦であった。こういう予習はいい。 越前 こちらの方がやや草の香り 鳥海山 やや甘い香り もちっというよりゴツっとして感じ、硬い ……
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鮨つか田
鮨つか田
食べ歩き電話時に少しぶっきらぼうに感じたのだが、来てみると喋り好きで気さくなご主人であった。 完璧なワンオペである。昼のお決まりとお茶をお願いした。 お決まりは、ヒラ……
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富山「口岩」
刺身、掻き、揚げ。
食べ歩き蕎麦はまだ攻めて来た。 最初に産地違いで、せいろを二枚食べた後、大人のハッピーセットを経て、刺身である。 魚ではなく、蕎麦の刺身である。 幅広に切った蕎麦を……
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