日本美食の旅
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秋葉原「香福味坊」
乳飲みの禁断 Forbidden Taste
食べ歩き乳飲み仔羊半頭を食べた。 皮と皮下がよく、クニュンとしたやつを噛んでいると、最後に乳の甘い香りが立ち昇って、優しい気分になる。 肉は、下の泡辣醬のタレ、ニラ……
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金沢「片折」
春菊のすべて。
食べ歩き春菊のすべてがそこにあった。 「片折」、二月の突き出しである。 朝採り春菊を。春菊豆腐と焼き春菊にしてある。 春菊豆腐を食べれば、普段は気が付かない、春菊の……
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金沢 片折
お客さんを幸せにしたい
食べ歩き「今夜は幸せでした」。 1人の女性客が言われた。 「ありがとうございます。そう思っていただけることが、何よりも嬉しいです。ほくらが何のために料理を作っているか……
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金沢「片折」
蟹味噌ご飯という純心。
食べ歩き松葉蟹のミソを溶かし、そこにご飯をぶち込む。 もう想像するだけで、たまらない。 今まで何度もいただき、何度も悶絶してきた。 しかしこの蟹味噌ご飯を食べた時、目……
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余呉「徳山鮨」
<男たちの危険な遊び>
食べ歩き<男たちの危険な遊び> 夜のとばりが降り始める頃、男たちは動き出した。 まずは「シシかつ」である。 浅草「すぎ田」の佐藤さんが揚げた、イノシシのかつである。 ……
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大津の割烹「佳山」
だし巻き玉子愛、
食べ歩きだし巻き玉子に目がない。 しかしいつも思う。 これはご飯のおかずなのか、酒の肴なのかと。 流れから言えばおかずなのだろうが、京都の出汁巻きは上品すぎて、ご飯……
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南草津「セジール」
煮込むという才覚。
食べ歩き「いろいろ入れて、ただ煮込むだけです」。 そう彼はいうが、煮込みにも才能がある。 「リボリータ」は、「カーボロネロだけだと高価になってしまうので、かぶや大根……
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八戸から
食べ歩き〈お取り寄せの真実〉シリーズ 八戸からホタテが届いた。 殻付きである。 ナイフを刺し込んで殻から外し、ウロをとって、肝類は、軽く甘辛く煮て、ヒモは塩揉みして、……
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南草津「セジール」
ボネはボネ。
食べ歩きボネはボネである。 チョコレートケーキでもムースでもない。 なめらかな食感の中に、少しだけ無骨さを忍ばせて、がっしりと舌をとらえる。 チョコレートの濃密が、食……
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金沢「片折」
毎日食べたい。
食べ歩き苺大福である。 どこにでもある、苺大福である。 口に運べば、赤ちゃんのほっぺに口づけしたようなときめきがあって、愛おしい気分になる。 歯がふんわり包まれると、……
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