日本美食の旅
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50年間使い込まれたという鍋
食べ歩き50年間使い込まれたという鍋は、味わいを丸くする魔力を持っていた。 すっぽんの勇壮な脂やコラーゲンと生姜や醤油、酒が溶け込んだ汁は、一口すするたびに顔を輝か……
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汚れなき天然という真理
日記汚れなき天然という真理がもし存在するなら、このスッポンのことをさすのではないだろうか。 ここのスッッポンには、淀みが一切ない。 刺身も生肝も、水で割った……
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日本のどこかにインドシナ料理屋があったとしよう
食べ歩き日本のどこかにインドシナ料理屋があったとしよう。 いや営業日は不定期だから、料理屋ではないかもしれない。 インドシナを愛したご夫婦が、インドシナ料理を丹……
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東京とんかつ会議 第106回
日記 , とんかつ会議東京とんかつ会議 第106回 四谷「とんかつ三金」ロースかつ定食(150グラム、1800円) 肉2、衣3、油2、キャベツ2、ソース3、御飯2、新香2、味噌汁……
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さくらラウンジでパーカーハウスを発見
食べ歩き , 日記さくらラウンジでパーカーハウスを発見。 1.まずは開いて、内側にバターを塗理、トーストする。 2.スタッフィングは、ハム4枚。レタスの固いところ数枚。赤キャ……
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ここにも一人変態がいた
食べ歩きここにも一人変態がいた。 キンメである。 キンメを白板昆布で挟み、一分間蒸しては一分間休ませを20回続ける。 しかる後皮を鱗ごとパリッと焼くのだが、ここか……
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神様ごめんなさい。
食べ歩き神様ごめんなさい。またいけないことをしてしました。 札幌「ル・ミュゼ」の特別15皿コース、その中のフグづくしがいけません。 まず増毛の国稀純米吟醸に炎をつけ……
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どどう。
食べ歩きどどう。 一口食べた途端、無限の包容力が吹き抜けた。 それは絹のような暖かく、揺るぎないたくましさを含んでいる。 目を見はるほどの大きい海老芋は、微塵も煮……
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眼瞼下垂のためまぶたの手術を
日記眼瞼下垂のためまぶたの手術を、去年の暮れに受けた。 お目々ぱっちりである。 ただし完全に傷が消え、ハレが治るまではまだ一ヶ月くらいかかる。 お目々ぱっちり……
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百合根はまだ土の中にいて
食べ歩き百合根はまだ土の中にいて、大地の養分を吸っている。 百合根のニョッキを食べたとき、そんな気がした。 卵白と百合根によるニョッキは、我々の知る百合根以上に百合……
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